2025.2.6
立春をすぎたはずなのに、いや、すぎてからのほうがむしろ寒さが厳しくなったようです。今日、窓の外は吹雪。庭も、近くの里山の木々も、ひさしぶりに雪化粧となりました。みなさん、お風邪など召されていないでしょうか。
これは、あったかメニューでお腹からぽかぽかになりたい! _・・・そんな日に私がよく作るのが、手づくりのホワイトシチューです。
ホワイトシチューは市販のルーもありますが、脂質や添加物などが気になるもの。そこで味方になってくれるのが「米粉」です。これを使うと、ルーに頼らずにベシャメルソースのようなとろとろのホワイトシチューが簡単に完成する、お役立ちアイテムなんです。
以前は小麦粉で作っていたのですが、私が暮らす南信州では、米を微細な粉末にした米粉をつくっているところがあるようで、村の友人に「小麦粉よりももっと溶けやすくて使いやすいよ!」とおすすめされてからは、すっかり米粉派になりました。
作り方は簡単。今回はサーモン、ほうれん草きのこ&コーンを具にしてみました。
①鍋に油かバターを入れて熱し、薄切りにした玉ねぎを炒めます。
②玉ねぎがしんなりして少し色づいてきたら、塩で軽く下味をつけ、米粉を振っておいた鮭を①に加え、皮目をカリッと焼いて火を通します。
③鮭に火が通ったら、今回は信州名物のきのこを2種類。えのきとしめじに冷凍コーンも加えてやさしく炒めます。同時にコンソメを適量振り入れたら、いよいよ米粉の出番。鍋全体に米粉を振って全体に馴染ませてください。
④米粉のかたまりがなくなり全体に行き渡ったら、牛乳または豆乳を投入。そのまま木ベラでやさしく混ぜ続けていると、あら不思議! 自然なとろみが生まれるのです。
⑤このときあたりから、フライパンに1/2程度水を張って火にかけ、湯を沸かします。名脇役、ほうれん草の下ごしらえです。洗って根っこを落とし、3cm程度に切り分けたほうれん草を沸いたフライパンの中に入れて軽く茹で水にとって。これをシチューに混ぜ合わせたら最後に塩・コショウで調味して、できあがり!です。
好みでパルミジャーノ・レッジャーノや、胡椒をたっぷり振ってもよくあいます。
ポイントは、米粉を振って牛乳(または豆乳)を入れたあと。私はほとんどないのですが、放っておくとダマができやすいので、ぜひ「とろみがついてきたな・・・」と感じるまでしばし、竹べら等で根気よく混ぜ続けていただけたら幸いです。米粉が少ないととろみがつきにくいので、最初は少し多いかな?というくらい入れてみるのもおすすめです。
米粉だから、グルテンフリーを気にするかたにもぴったり。乳製品を控えている方には、牛乳を豆乳に変え、バターをやめても十分美味しくできます。なお、このときには隠し味に「味噌」を加えるのも風味が出ておすすめです!
さあ、できあがったシチューは、キンと冷やした_SHIP KOMBUCHAのオリジナルで乾杯。この日はオリジナルをいただきました。
みなさんもぜひ、KOMBUCHAで喉を潤し、ほどよい酸味で食欲をかきたてながら、あたたかないっぱいを楽しんでいただけたら幸いです。メインを鶏肉に変えるのも、おすすめですよ。
寒さも楽しく過ごせれば、良い思い出に変わるもの。
冬の終わりに、あったかシチューとKOMBUCHAでよいひとときを、お過ごしください。
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