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COLUMN

「有機JAS認証」は、だれのため?

2024.10.4

突然ですが、みなさんは「有機JAS認証」って、ご存知ですか?

_SHIP KOMBUCHAのラベルにもついている、葉っぱをモチーフにした、あのマークです。


当ウェブサイトのヘッダーから。右についているのが有機JAS認証のマーク

ライターとして、私のスペシャリティはと聞かれたら、真っ先に思いつくのは農業分野。じつは20代のころから今まで、ご縁あって全国の田んぼや畑、ときに牛舎や鶏舎にでかけて、生産者さんの思いを記事にして伝える仕事に携わってきました。こだわりの農業と有機JAS認証は切っても切り離せないご縁があり、今日はこのことをテーマに少し考えてみられたらと思いました。

私が農業分野の取材を行うようになったのは、2005年ごろのこと。ちょうど、有機JAS法が改正され、民間の第三者機関による認定を受けることが「有機農産物」と表示するための条件となったころのことです。現在も続く日本の「有機」の表示は、このときに道が作られたのだと認識しています。

ではなぜ、このとき法律が改正されることになったのでしょう。私は当時、こんなふうに聞いていました。

オーガニックをうたう生産者さんの段ボール箱を見てみたら、「有機減農薬」という表示(有機栽培なら農薬は減らすのではなく使っていないはずでは?)があったり、「有機栽培」と言いながらも実態が異なる品が流通していたり。要は、「有機」というイメージに便乗するまがいものが出回らないように、法律が整備されたのだ、と……。

それでも、
「そもそもJAS有機の基準は有機栽培として正当なの」や、
「『有機農業』という言葉を生み出した人たちにとって真に納得のできるものなのか」など、当時この基準の是非をめぐってさかんに議論されていたことも、覚えています。

こうした、デリケートな内容も含めたさまざまをひっくるめて、現時点で私が感じていること。それは、まずシンプルに「有機JAS認証を取得するって、とっても大変」ということ。

この認証を取得しようと考えるならば、たとえば農業の生産者ならば、どの道具を使って、いつ、どんな農作業をしたのかを、事細かに記録しておく必要があります。なぜなら「農薬が付着した農機具を誤って使っていて、意図せず野菜に農薬が付着してしまった」などということがあってはならないからです。

_SHIP KOMBUCHAのような加工品は、さらに難易度が高くなります。
あらゆる原料のトレーサビリティをたしかにしたうえで、加工工場内も徹底管理。さらに、有機JASマークがそれに値しないものに貼られることがないように、ラベルそのものも厳密に枚数管理されています。1日に1000本近く充填することもある中で、ほぼ毎日複数人で在庫を棚卸し、管理体制をとっています。

もちろん、認証を取得するためには第三者機関に支払うの認証料もかかります。

時間も、手間も、お金も。
このマーク一つのために膨大なリソースが割かれているのです。

それでも、有機JAS認証をとり続ける理由。
それは_SHIP KOMBUCHAの確かな品質が、多くの人にひと目で伝わるようにとの願いからにほかならなりません。確かな品質の商品が増え、少しでも多くの方が取り入れる社会になることが、私たちが目指している「素敵な環境」への第一歩だと信じています。

消費者が直接、生産現場に出向いて現場を確認でき、信頼関係のうえで栽培や生産方法を知るような“オーガニック”の確認方法があってももちろん良い。けれど_SHIP KOMBUCHAはもう一歩踏み込んで、そのポリシーとプライドを、JASマークに込めて伝えています。

気軽に楽しくオーガニックを続けられるASSORT SET アソートセット(12本)は、
自分用にもプレゼントにもおすすめです。

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